先端的研究に欠かせない機器類を
広く内外に開放しています

ナノ科学技術学際研究センターでは、本学全体での研究・教育の用途に供するとともに学外に積極的に開放し、多くの研究に携わる皆さまに、高度な研究設備・機器類を横断的かつ効果的・効率的にご利用いただき、我が国の科学技術イノベーションの基盤的な力の向上に貢献してまいります。

ナノ科学技術学際研究センターとは

東京都市大学ナノ科学技術学際研究センターは、文部科学省 先端研究基盤共用促進事業の採択を受け、研究設備・機器の共用化をさらに推進し、産学連携の強化を研究戦略の目的の一つとして設立された施設です。

この目的に基づき、 当センターでは「機器分析利用サービス」として、 シエンタ製XPS(ESCA-300)をはじめとした本学所有の研究設備・機器を学内のみならず、学外にも利用いただけるシステムを構築し 、先端的研究に欠かせない機器類を広く内外に開放しています。

設立の背景と経過

東京都市大学(学長 三木千壽)では、平成28年6月、文部科学省先端研究基盤共用促進事業(新たな共用システム導入支援プログラム)の採択を受け、「ナノテクノロジー研究推進センター(現 ナノ科学技術学際研究センター)」を設立する運びとなりました。

このプログラムは我が国の科学技術イノベーションの基盤的な力の向上のため、研究開発投資の効果を最大化し、最先端の研究現場において研究成果を持続的に創出し、複雑化する新たな学問領域などに対応していくために、研究設備・機器の共用化をさらに推進していくことを目的としたプログラムです。

第5次科学技術基本計画期間において共用体制の集中的改革を進めていくため、本事業の実施に参画し、東京都市大学では「ナノテクノロジー推進センター」を開設し、先端的研究に欠かせない機器類を広く内外に開放いたします。

本学の先端的研究に欠かせない分析装置を完備した研究施設であり、分析技術を養成する施設でもあった、旧「機器分析室」(工学部・知識工学部所属)の機器類(透過電子顕微鏡TEM、XPSなど)に加え、新たに「シエンタ製XPS」を共用機器にラインアップし、利用を開始いたします。